吹奏楽で映画音楽を！特集記事まとめ

映画の感動は、音楽とともに。

物語のクライマックス、心を震わせるあのシーン――
記憶に残る名場面の裏には、必ずと言っていいほど“音楽”があります。
本記事では、名作映画を彩った名曲たちを特集。

今年9月には東京佼成ウインドオーケストラによるシネマ・コンサートも開催予定。演奏予定曲もチェックしながら、時代やジャンルを超えて愛され、コンサートでも人気の高い、映画音楽の吹奏楽アレンジ作品を一挙にご紹介します。

東京佼成ウインドオーケストラ｜シネマ・ウインドオーケストラ

アラジン

「アラジン」セレクション｜アラン・メンケン arr. ジョン・モス

映画“アラジン”のサウンドトラックから9曲も詰め込んだ豪華メドレー。全体的にスピード感のある編曲です。アラビアンナイトの独特なメロディーの始まりが聴衆をアラジンの世界へ。ディズニーお得意のおどけたようなリズムやコミカルなメロディーあり、重圧感を感じさせるところありと、曲の表情は次々に変化していきます。低音部やパーカッションが効果的に使われ、思わずほほえんでしまいそうな楽しいところも。エンディングはハッピーエンドの通りに華やかに。中〜上級バンドにオススメのアレンジです。

リトル・マーメイド

アンダー・ザ・シー（「リトル・マーメイド」より）｜アラン・メンケン arr. ジョン・モス

3分の短いアレンジながら、各セクションごとの見せ場もあり、パフォーマンスを取り入れながら演奏するのもオススメです。シンコペーションのリズムが意外と難しいこの曲。焦らずノリを合わせることで、より楽しい吹奏楽サウンドになることでしょう。

パイレーツ・オブ・カリビアン

映画「パイレーツ・オブ・カリビアン – ワールド・エンド」より｜ハンス・ジマー arr. マイケル・ブラウン

名場面を彩った4つの楽曲を抜粋した、グレード2向けのメドレーです。マイケル・ブラウンによるアレンジで、若い奏者でも安心して取り組める内容となっており、物語の緊迫感や冒険のロマンを吹奏楽で存分に味わうことが出来ます。

ニュー・シネマ・パラダイス

「ニュー・シネマ・パラダイス」のテーマ（フレキシブルソロとバンドのための）｜エンニオ・モリコーネ arr. ロバート・ロングフィールド

ニュー・シネマ・パラダイスは、1988年に公開されたジュゼッペ・トルナトーレ監督によるイタリア映画で、シチリアの小さな村を舞台に、映画に魅せられた少年の成長と、映写技師との心温まる交流を描いた作品です。特に、この主題曲「Nuovo Cinema Paradiso」は、美しく感動的なメロディで知られ、郷愁溢れる映画の雰囲気が見事に表現されています。
ソロはオーボエ・フルート・クラリネット・トランペット・アルトサクソフォーンに対応しているので、さまざまなソリストで楽しめます。

LA LA LAND（ラ・ラ・ランド）

映画「ラ・ラ・ランド」ハイライト｜ジャスティン・ハーウィッツ arr. マイケル・ブラウン

アカデミー賞6部門を受賞し、世界中を魅了した映画『ラ・ラ・ランド』は、夢を追う人々の恋と葛藤を描いたミュージカル映画。その名曲を吹奏楽で演奏できる華やかなメドレーが登場です！演奏会のハイライトにふさわしい、ドラマティックで色彩豊かなステージをお届けします。

アベンジャーズ

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」｜アラン・シルベストリ arr. マイケル・ブラウン

映画史に残る超大作『アベンジャーズ／エンドゲーム』から、劇的かつ壮大なスコアを吹奏楽でお届けします。アラン・シルヴェストリによる音楽は、印象的な「アベンジャーズのテーマ」に加え、新たな楽曲も巧みに織り交ぜられています。マイケル・ブラウンのアレンジにより、若い奏者にも演奏しやすく、ステージのハイライトになること間違いなしのメドレーです。

STAR WARS（スター・ウォーズ）

ジュラシック・パーク

ハリー・ポッター

「レ・ミゼラブル」セレクション

ディズニー

スタジオジブリ

「サウンド・オブ・ミュージック」ハイライト

映画を見終わったあとも、頭から離れないメロディ。気づけば口ずさんでしまう、あのフレーズ。スクリーンを彩ったあの音楽を、自分たちの音で表現してみませんか？演奏してこそ見えてくる魅力もきっとあるはず。音を重ねるその瞬間、物語がもう一度よみがえるはずです。
ぜひ次の演奏会や練習曲に、映画音楽を取り入れてみてください！