マイケル・クライトンの人気小説を、最新の映像技術を駆使して映画化したパニック・アクション・ムービー「ジュラシック・パーク/ワールド」シリーズ。人間と恐竜との共存、という誰もが一度は想像したことのある幻想を、見事に映像化し恐竜映画の金字塔を打ち立てました。
シリーズの第1〜2作の音楽を手がけたのはジョン・ウィリアムズ、第3作はドン・デイヴィスが引き継ぎ、4作目以降を担当してきたのはマイケル・ジアッキーノ。2022年に公開となった最新作もマイケル・ジアッキーノによるものです。
心を揺さぶる、映画「ジュラシック・パーク/ワールド」シリーズの音楽を、グレード別にご紹介します。
映画「ジュラシック・パーク」サウンドトラック・ハイライト(グレード4)
高らかなホルンの音色が印象的なメインテーマは、雄大な自然の中で暮らす恐竜たちに躍動感を与えます。まるで音楽が恐竜を突き動かしているような臨場感溢れる音楽はジョン・ウィリアムズの真骨頂とも言えるでしょう。
ポール・ラベンダーの編曲で、原曲を損ねることなく、恐竜が現代に蘇るという映画の世界観を見事に表現しています。
11分の大作で、“本格派”を狙うならこちらのアレンジがオススメ!
- ジュラシック・パーク視察旅行:Journey To The Island
- ジュラシック・パークのテーマ:Theme From ‘Jurassic Park’
- オープニング・タイトル:Opening Titles
- エンド・クレジット:End Credits
- 作曲: ジョン・ウィリアムズ
編曲: ポール・ラヴェンダー - 演奏形態: 吹奏楽中編成(34人〜)
- グレード: 4
- 演奏時間: 11分0秒
- 25923048(Hal Leonard)
- 収録:ジョン・ウィリアムズ サウンドトラック・ハイライト
映画「ジュラシック・パーク」より(グレード3)
映画「ジュラシック・パーク」のサウンドトラックから、ジェイ・ボコックがヤングバンドのために素晴らしいメドレーにまとめました。5分という短い演奏時間ながらも映画の魅力がギュッと詰まっています。
シンプルでありながら想像力に富んだメロディーと絶妙なオーケストレーションが、演奏する喜び、聴く喜びを与えてくれるでしょう。
- ジュラシック・パーク視察旅行:Journey To The Island
- ジュラシック・パークのテーマ:Theme From “Jurassic Park”
- 我が友、ブラキオサウルス:My Friend, The Brachiosaurus
- ペチコート・レーンを忘れない:Remembering Petticoat Lane
- エンド・クレジット:End Credits
- 作曲: ジョン・ウィリアムズ
編曲: ジョニー・ヴィンソン - 演奏形態: 吹奏楽フレキシブル
- グレード: 3
- 演奏時間: 3分32秒
- HL 04004614(Hal Leonard)
映画「ジュラシック・パーク」ハイライト(フレキシブル編成・グレード2+)
映画『ジュラシック・パーク』の2つの主題歌をメドレーにしました。ジョン・ウィリアムズによるサウンドトラックの壮大さと優しさを表現した、フレキシブル編成のアレンジです。
Hal Leonard FLEX-Bandシリーズは、最小5パート+打楽器だけで演奏できる画期的なアレンジ!10人前後でも無理なく演奏でき、小編成バンドには嬉しいシリーズです。Part1~5まで、それぞれの楽器に対応したパート譜が付属し、それぞれのパートを最低1名担当することで、最少5人から演奏が可能です。通常の管楽器アンサンブルや吹奏楽編成はもちろんのこと、同属楽器だけでのアンサンブルにも対応可能です。
- 作曲: ジョン・ウィリアムズ
編曲: ジョニー・ヴィンソン - 演奏形態: 吹奏楽フレキシブル
- グレード: 3
- 演奏時間: 3分32秒
- HL 04004614(Hal Leonard)
交響組曲「ジュラシック・ワールド」〜映画「ジュラシック・ワールド」(2015)より(グレード4)
2015年公開の映画「ジュラシック・ワールド」。「ジュラシック・パーク」シリーズの第4作目であり、「ジュラシック・ワールド」三部作の第1作目です。
音楽はマイケル・ジアッキーノ。シリーズに共通するドラマ性と荘厳さ、雄大な自然のすべてをとらえた印象的な新しいテーマが制作されました。強烈な興奮の瞬間とともに、心を揺さぶるメロディーを兼ね備えた珠玉のメドレーです。
- 作曲: マイケル・ジアッキーノ
編曲: ジェイ・ボコック - 演奏形態: 吹奏楽中編成(26人〜)
- グレード: 5
- 演奏時間: 6分0秒
吹奏楽を柱とした音楽出版社として2008年に設立いたしました。 「フォスター」という単語には、育てる・育成するといった意味があり、日本の吹奏楽をもっと元気に楽しく発展させていきたいという思いをこめています。みなさまのブラバンコンシェルジュとして、様々な情報を発信していきます。