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クラリネットがもっと好きになる♪クラリネットアンサンブル5選



種類の多さと幅広い音域を誇るクラリネットは、アンサンブルにうってつけ。
オリジナルはもとより、オーケストラからのアレンジ作品も多数出版されており、クラリネットだけのアンサンブル団体も数多く存在します。
木管楽器の花形でもあるクラリネットを、もっともっと堪能できる、おすすめのアンサンブル編曲作品のご紹介です。

目次

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ワルツ「マリア・イサベラ」(8重奏版)|ベリオ, A / arr. かとうまさゆき

スペイン王女として生まれ、ハプスブルグ王家の皇太子妃となったマリア・イサベラは、大変知的で美しい人だったそうです。イタリアの作曲家アドルフォ・ベリオが、そのマリア・イサベラに捧げた曲を、かとうまさゆき氏がクラリネットアンサンブルに編曲しました。

1994年に世田谷学園中学校・高等学校が7重奏で初演。後に加筆修正され、第38回には世田谷学園中学校が、第39回には姫路市立琴丘高等学校が、全日本アンサンブルコンテストで演奏しています。

若くして亡くなったマリア・イサベラに捧げる曲は、明るく軽やかで、今にも踊り出したくなります。しかし、速いテンポを合わせるには演奏者の十分な技量が必要。しっかり息を合わせて、軽やかに楽しさを表現してみてください。

4重奏版7重奏版もございます

ワルツ「マリア・イサベラ」(8重奏版)

作曲:アドルフォ・ベリオ (Adolfo Berio)編曲:かとうまさゆき (Masayuki Kato)


結婚の踊り~交響組曲「ハセナ」より (7重奏版)|プレス, J / arr. かとうまさゆき

ジャック・プレス氏が作曲した「ハセナ」。「結婚」をイスラエル語で表すと「ハセナ」になるとおり、中近東独特の曲調です。編曲者のかとうまさゆき氏も、「短調の5音音階のエキゾチックな感じがたまりません」と解説しています。

冒頭、そこはかとない怖ろしささえ感じさせる厳かなメロディーが続いた後、一転して速いメロディーへ。クラリネットの力を最大限に生かし、まるでバイオリンが奏でているような速いテンポのメロディーに、聴衆は驚かされるでしょう。

世田谷学園中学校の、第26回全日本アンサンブルコンテスト出場のために編曲された曲で、同校は見事に金賞受賞しました。

どこか情熱的な曲なので、コンクールのほか、夏のコンサートなどにもピッタリです。

4重奏版8重奏版もございます。

結婚の踊り~交響組曲「ハセナ」より (7重奏版)

作曲:ジャック・プレス (Jacques Press)編曲:かとうまさゆき (Masayuki Kato)

  • 編成: クラリネット7重奏(Eb Cl./ Bb Cl. 1 / Bb Cl. 2 / Bb Cl. 3 / Basset-Hr. (or A.Cl.)/ Bs.Cl. / C.A. Cl. (or St.Bass))
  • グレード: 3+
  • 演奏時間: 5分0秒
  • FME-0084 フォスターミュージック
  • NAXOSで聞く


ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら|シュトラウス, R / arr. 中村克己

北ドイツの伝説のトリックスター、ティル・オイレンシュピーゲルをモデルに、リヒャルト・ストラウスが作曲した交響詩が原曲です。
“いたずら”が示すように、不協和音があったり、奇妙な音の上下があったり、急にテンポが変わったり…ちょっと“ひねくれた”部分が特徴的です。
オーケストラのためにかかれた、ストーリー性のある15分の演奏を中村克己氏がクラリネットアンサンブルにアレンジしました。
15分の時間、ところどころに出てくる“ひねくれた”曲調、クラリネットでの限られた音…。技術のみならず十分な体力・精神力も求められる、一筋縄ではいかない曲です。だからこそ、クラリネット吹きなら一度はチャレンジしてみたい作品といえるでしょう。
CDは現在絶版となっていますが、Apple Musicで聞くことができます
 

ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら

作曲:リヒャルト・シュトラウス (Richard Strauss)編曲:中村克己 (Katsumi Nakamura)

  • 編成: クラリネット8重奏(Eb Cl. / Bb Cl. 1 / Bb Cl. 2 / Bb Cl. 3 / Basset Hr. 1 or A.Cl./ Basset Hr. 2 or A.Cl./ Bs.Cl. / C.B. Cl. (C.A. Cl. or St.Bass) (opt.))
  • グレード: 5
  • 演奏時間: 15分30秒
  • FME-0338 フォスターミュージック
  • 収録:オブローのティル【絶版】
  • NAXOSで聞く


亡き王女のためのパヴァーヌ|ラヴェル, M / arr. 渡邊一毅

ピアノ曲で名高いラヴェルの曲ですが、ラヴェル自ら管弦楽曲へ編曲しています。それを基に渡邊一毅氏が、情緒豊かなクラリネットアンサンブルに編曲しました。
パヴァーヌとは、自由にステップを踏みながら行進した行列舞踏のことですが、クラリネットによって生み出される味わい深い音色が、曲想にぴったり。ゆったりとしたリズムが、おすましをしてしずしずと進む小さな王女を感じさせます。
この題名の「亡き王女」というのは特定の王女を指すのではなく、その昔あるスペインの宮廷にいた小さな王女、というような意味がラヴェルの意図したもののようです。スペインの哀愁を感じさせるメロディーにのせて、小さな王女のあどけなさと気品を感じながら演奏して欲しい一曲です。
グレード3+ですから、アンサンブル初心者にもオススメです。

亡き王女のためのパヴァーヌ

作曲:モーリス・ラヴェル (Maurice Ravel)編曲:渡邊一毅 (Kazuki Watanave)

  • 編成: クラリネット8重奏(Eb Cl. / Bb Cl. 1 / Bb Cl. 2 / Bb Cl. 3 / Bb Cl. 4 / Basset-Hr. (opt. A.Cl.)/ Bs.Cl. / C.A. Cl. (opt. C.B. Cl.))
  • グレード: 3+
  • 演奏時間: 6分0秒
  • FME-0247 フォスターミュージック
  • 収録:オブローのダフニスとクロエ【絶版】


花のワルツ – バレエ組曲「くるみ割り人形」より|チャイコフスキー, P / arr. つつみあつき

バレエ組曲「くるみ割り人形」は、いわずとしれたチャイコフスキーの名作。中でも「花のワルツ」は、映画やテレビなどでよく耳にする一曲で、タイトルは知らなくてもメロディーは知っている人がほとんどでしょう。オーケストラでおなじみの曲を、つつみあつき氏がクラリネットアンサンブルに編曲しました。
メロディーを導くように冒頭に現れる印象的なハープのソロは、音の響きが広がっていくように見事にアレンジされています。
6重奏ですが、特殊な管楽器がなくてもBbクラリネット5本とバスクラリネット1本で演奏できるというのも、多くの吹奏楽団にとって嬉しいポイントでしょう。
グレード3+で多くの人になじみ深い曲のため、学校での発表会や地域のコンサートにピッタリの一曲です。
大編成のクワイヤー版もあります。

花のワルツ – バレエ組曲「くるみ割り人形」より

作曲:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー (Peter Ilyich Tchaikovsky)編曲:つつみあつき (Atsuki Tsutsumi)

  • 編成: クラリネット6重奏(Bb Cl. 1 / Bb Cl. 2 / Bb Cl. 3 / Bb Cl. 4 / Bb Cl. 5 / Bs.Cl. )
  • グレード: 3+
  • 演奏時間: 6分5秒
  • FME-0241 フォスターミュージック
  • NAXOSで聞く


アンサンブルで演奏力を高めよう

吹奏楽では大所帯なことが多いクラリネットパートですが、少ない人数で演奏するアンサンブルは、大勢で演奏するときと違って誰かに頼ることができません。
ひとりひとりの演奏力や表現力を高めるうえでも、アンサンブルはとても効果的です。限られた人数で、大人数に負けない表現を作り上げる楽しさを、ぜひ実感してください。デュオからクワイヤーまで様々な編成を取り揃えていますので、ぜひホームページもチェックしてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた次回。

 

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