クセになる中低音の魅力ユーフォニアム・テューバ・アンサンブル

愛着を持って「バリチュー」と呼ばれることも多いユーフォニアム（バリトン）とチューバで編成されるローブラスアンサンブル。テューバは特に吹奏楽では縁の下の力持ち的な立ち位置が多いですが、アンサンブルになるとこんなに機動性のある楽器だったのか、とその魅力を再発見することができます。

柔らかく女性的で美しい音色をもつユーフォニアムと、重厚感溢れる低音がお腹の底から響いてくるようなカッコいい音色をもつチューバ。2種類の楽器の音色が混じり合う、バリチューバアンサンブルでしか味わえない、豊かで魅惑的なハーモニーを楽しみましょう！

今回は、アンサンブルコンテストや音大生のアンサンブルでも特に人気の高い、ジョン・スティーブンスとマイケル・フォーブスの2人の作品をご紹介します。

ジョン・スティーブンス作品

アメリカのテューバ奏者で、作曲家・編曲家としてもよく知られ、ロック、ジャズなどの要素を取り入れた現代的な作風が人気でバリチューバアンサンブルの定番曲となっている曲も多数。

ダンス｜ジョン・スティーブンス

パワー

マンハッタン組曲

マイケル・フォーブス作品

1973年アメリカ・ウィスコンシン州生まれのテューバ奏者、作曲家。

ジョン・スティーブンス作品でも参考音源として紹介した、アメリカ初のユーフォニアム／チューバ四重奏団であるSotto Voce Quartetの創始者でもあり、世界のバリチューバアンサンブルのレパートリー拡大に大いに貢献しています。

コズミック・ボヤージュ（宇宙旅行）

ベース・イズ・ローデッド：Bass is Loaded

オーバーン・イズ・ザ・カラー・・・：Auburn is the Colour…