CAFUAレコードさんより新刊アンサンブル楽譜のご案内です。
2021年3月に宮崎にて行われた第44回全日本アンサンブルコンテスト全国大会で演奏された注目の2作品が本日発売となりました。 ぜひ次のアンサンブルコンテストに向けての候補作品としてご検討下さい。
クラリネットアンサンブル
ピース コンチェルタンテ(クラリネット5重奏)|中村匡寿
[Le Seuil Ensemble]の委嘱による木管五重奏作品を、龍谷シンフォニックバンドの要請によりクラリネット五重奏へ編曲したもの。上級者向けの協奏的小品で。無調的で不安定な旋律、*ヘテロフォニックな書法を取り入れるなどクラリネットの多様な表現力を引き出す作品です。
5人が複雑に絡みながら一糸乱れず心を合わせた演奏が期待されます。
- 作曲: 中村匡寿(Tadahisa Nakamura)
- 演奏形態: クラリネット5重奏(Bb Cl. 1 / Bb Cl. 2 / Bb Cl. 3 / Bb Cl. 4 / Bs.Cl. )
- 演奏時間: 5分0秒
- CEM-083(CAFUAレコード)
- 収録:第44回全日本アンサンブルコンテスト全国大会 – 大学・職場一般編(2枚組)
- 発売日: 2021/07/14
ヘテロフォニー(heterophony) = 音楽の全般的な響きを現す言葉の一種で、モノフォニー(単旋律音楽の音楽様式)の複雑化したもの。同一の旋律を奏でる様々な奏者や歌手が、任意で別々に動いたり、リズムやテンポを微妙にずらしたりすることで、異なった装飾や音型が生じ、偶発的に瞬間的なポリフォニー(複数の独立した声部)を生ずるようになったもの 参照)ウィキペディア
金管アンサンブル
ニュー・ホライズンズ・ミッション~太陽系の果てへの旅(金管8重奏)|三澤慶
これまで誰も観たことのない冥王星の姿を初めて捉えた探査機「ニュー・ホライズンズ」。16分音符が刻むスピード感は軽やか且つ正確に、Flugelhorn(Trumpet)やTubaのソロは暗黒の宇宙を孤独に今も航行し続けている様子を表現しています。
探査機ニュー・ホライズンズの冒険の様子を「スピード感」や「奇妙さ」「静けさ」そして、「わくわく感」を中心に5分間の中に詰め込んだ作品。難易度は決して低くありませんが、遠い宇宙に想いを馳せながら演奏を楽しんでいただければ幸いです。(三澤 慶)
※Piccolo trumpetおよびFlugelhornの持ち替え部分は、演奏者の都合により通常のトランペットで演奏しても可。
- 作曲: 三澤慶(Kei Misawa)
- 演奏形態: 金管8重奏(Trp. 1 (/ Picc. Trp.)/ Trp. 2 / Trp. 3 (/ Flugelhorn in Bb)/ Hr. / Euph. / Trb. 1 / Trb. 2 / Tuba )
- 演奏時間: 5分0秒
- CEM-082(CAFUAレコード)
- 収録:第44回全日本アンサンブルコンテスト全国大会 – 中学・高校編(3枚組)
- 発売日: 2021/07/14
探査機ニュー・ホライズンズ = アメリカ航空宇宙局 (NASA) が2006年に打ち上げた、人類初の冥王星を含む太陽系外縁天体の探査を行うための無人探査機 参照)ウィキペディア
第44回全日本アンサンブルコンテストCDのご案内
2021年3月、メディキット県民文化センター(宮崎県立芸術劇場)で行われた第44回全日本アンサンブルコンテスト全国大会。<中学・高校編>(中学19団体、高校22団体)、<大学・職場一般編>(大学10団体、職場一般22団体)の2セットでライブ盤をリリース。名ヴァイオリニスト、アイザック・スターンの名を冠するホールを満たした美しい響きをご堪能ください。
◆2021年3月20日:宮崎県・メディキット県民文化センター(宮崎県立芸術劇場)アイザックスターンホールにてライブ収録
第44回全日本アンサンブルコンテスト全国大会
中学・高校編(3枚組)
- 演奏: 様々な演奏者による (Various)
CACG-0307(CAFUAレコード) - 発売日: 2021/05/26
第44回全日本アンサンブルコンテスト全国大会
大学・職場一般編(2枚組)
- 演奏: 様々な演奏者による (Various)
CACG-0308(CAFUAレコード) - 発売日: 2021/05/26
吹奏楽を柱とした音楽出版社として2008年に設立いたしました。 「フォスター」という単語には、育てる・育成するといった意味があり、日本の吹奏楽をもっと元気に楽しく発展させていきたいという思いをこめています。みなさまのブラバンコンシェルジュとして、様々な情報を発信していきます。