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歌うように奏でるトロンボーンアンサンブル楽譜おすすめ5選


歌うように奏でるトロンボーンアンサンブル楽譜おすすめ5選 【フォスターミュージック通信 2017.08.17号】


“トロンボーンがその真価を発揮するのはアンサンブル”といわれるくらい、トロンボーンのやわらかい音の重なりは聴く人を魅了します。表情豊かな音色を楽しませてくれる、トロンボーンアンサンブル楽譜のご紹介です。

スターライト・ハイウェイ: Starlight Highway
成田勤

作曲した成田勤氏が、「トロンボーンによるスライド奏法をコンセプトに置いた作品」と言い切る、トロンボーンのためのアンサンブル楽譜です。スライド奏法での細かな音の動きが多いため、楽譜にはたくさんの音符が並びます。それはさながら、星座を形作る満天の星のよう…。作曲者の成田氏は、そこから「スターライト」という題名を思いついたようです。
しかし、曲そのものも星空の中を気持ちよくドライブするようなメロディー。トロンボーン3重奏という珍しい構成ですが、トロンボーンで演奏される音を最大限に活用し、スピード感のあるさわやかなメロディーを紡ぎ出します。
グレード4で5分なので、アンサンブルコンテスト用と思いがちですが、少人数で演奏できるため、コンテストに関わらず人気のある曲です。

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スターライト・ハイウェイ: Starlight Highway

FME-0199 フォスターミュージック (fostermusic Inc.)

●作曲:成田勤 (Tsutomu Narita)

●編成:トロンボーン3重奏

●グレード:4

●演奏時間:5分0秒

夕やけこやけ~わらべうた:
/ arr. 高嶋圭子

“トロンボーンの音色は人間の声、男性の声に似ている”と、よく表現されます。トロンボーン3本とバストロンボーン1本の構成は、まさに男性コーラスグループに通じるといえるでしょう。
柔らかなトロンボーンの音に乗せて奏でられる懐かしいメロディーは、包み込むような優しさがある「夕やけこやけ」と、子どもたちが踊り出しそうなわらべうたのメドレー。「ずいずいずっころばし」「うさぎとかめ」「うさぎうさぎ」「うさぎのダンス」と、つい体でリズムを取って演奏してしまいそうな曲です。
編曲者は高嶋圭子氏。トロンボーン曲を多く生み出している氏が、初めてトロンボーンアンサンブルのために書いた記念の曲でもあります。
グレード3+で3分45秒とやや短い曲ではありますが、第32回(2009年)全日本アンサンブルコンテスト全国大会の一般の部で、アンサンブルSHADEが「わらべうた」で見事金賞受賞。
豊かに演奏してほしい1曲です。

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夕やけこやけ~わらべうた:

FME-0343 フォスターミュージック (fostermusic Inc.)

●編曲:高嶋圭子 (Keiko Takashima)

●編成:トロンボーン4重奏

●グレード:3+

●演奏時間:3分45秒

メモリーズ: Memories
高嶋圭子

高嶋圭子氏のトロンボーンアンサンブル作曲は、パリ・トロンボーン4重奏楽団の存在と切っても切り離せません。難しい楽譜も軽々と演奏してしまうプロの楽団への提供から始まっているため、高嶋先生のトロンボールアンサンブル曲は、確かにやや難しいという印象があります。
この“メモリーズ”も、パリ・トロンボーン4重奏楽団のファイナルコンサートのために作曲された楽曲。楽団との思い出を「バラード」「タンゴ」「レクイエム」「フィナーレ」という、緩急に満ちたメロディーで聴かせます。そこから聴きとれるのは、トロンボーンという楽器に目覚めさせてもらった感謝でしょうか。トロンボーンの持つ、柔らかさや華やかさ、奥深さが詰まった一曲でもあります。
通して演奏すると8分ですが、4つのメロディーは独立しているため、組み合わせてアンサンブルコンテストにも利用可能。グレード4と難易度はやや高めですが、トロンボーンアンサンブルのすばらしさを感じられる珠玉の作品です。

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メモリーズ: Memories

FME-0304 フォスターミュージック (fostermusic Inc.)

●作曲:高嶋圭子 (Keiko Takashima)

●編成:トロンボーン4重奏

●グレード:4

●演奏時間:8分0秒

パスピエ~4本のトロンボーンのための: Passepied for 4 Trombones
高嶋圭子

パリ・トロンボーン4重奏楽団の初来日のために、初めてトロンボーンアンサンブルを書いた高嶋圭子氏。しかし、高嶋氏は楽団の演奏を聴き、“トロンボーンには音域の制約以外、不可能な演奏はない”と気づきます。そして、再来日に備えて作曲したのが本曲。
もともとがプロのためへの作曲ですからグレードは4+と高めで、現在では、一般団体や音大生などのコンサートでもたびたび見かけます。演奏の印象も上品であったり、力強かったり、楽団によってさまざま。それはそのまま、トロンボーンの多様性でもあるといえるでしょう。
特徴的な躍動感のあるリズムと明るいメロディーは、ぜひ高校生の若々しい演奏も聴いてみたいところ。演奏時間も5分なので、アンサンブルコンテストに最適です。
ぜひ一度、若い感性で“パスピエ”(古典舞曲)を奏でてみてください。

パスピエ~4本のトロンボーンのための: Passepied for 4 Trombones商品ページへ

パスピエ~4本のトロンボーンのための: Passepied for 4 Trombones

FME-0305 フォスターミュージック (fostermusic Inc.)

●作曲:高嶋圭子 (Keiko Takashima)

●編成:トロンボーン4重奏

●グレード:4+

●演奏時間:5分0秒

ドレミの歌~「サウンド・オブ・ミュージック」より: Do-Re-Mi (from The Sound of Music)
ロジャース, R / arr. 高嶋圭子

小さな子どもから年輩の方まで、一緒に歌える“ドレミの歌”。すでに日本の愛唱歌といっても過言ではないこの曲を、高嶋圭子氏がトロンボーン4重奏に編曲しました。
トロンボーンアンサンブルの作曲では定評のある高島先生。「オーケストラ編成のこの曲を、原曲のイメージや魅力を損なわずに再現することにこだわった」とおっしゃっています。
トロンボーン・クァルテット・ジパングの第17回レギュラーコンサートのために編曲されたので、やや技術的な高さが求められますが、なじみ深いメロディーが聴く人を楽しませるでしょう。
2分35秒と短い曲ですが、多くの人に親しまれているので、アンサンブルコンサートのオープニングやアンコール、また学内の発表会などにもぴったりです。このドレミの歌のほかに全11曲が出版されていますので、お気に入りの曲を組み合わせて演奏するのもオススメです。

ドレミの歌~「サウンド・オブ・ミュージック」より: Do-Re-Mi (from The Sound of Music)商品ページへ

ドレミの歌~「サウンド・オブ・ミュージック」より: Do-Re-Mi (from The Sound of Music)

FME-0351 フォスターミュージック (fostermusic Inc.)

●作曲:リチャード・ロジャース (Richard Rodgers)

●編曲:高嶋圭子 (Keiko Takashima)

●編成:トロンボーン4重奏

●演奏時間:2分35秒

トロンボーンだからできるアンサンブルを!

スライドを動かして演奏する、独特な形態のトロンボーン。スライドを動かすため、ほかの吹奏楽器ではできない“グリッサンド”など、トロンボーンでなければできない表現もあります。その幅広い表現が、“歌うように奏でる”といわれるゆえんかもしれません。

スライドと唇の振動でさまざまな音を出すトロンボーンは、奏者によって表現の音が違うともいわれます。

ぜひ、自分たちにしかできないトロンボーンアンサンブルを奏でてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

それではまた次回。

 

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