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続編登場!小編成バンド向け「20人のコンクールレパートリーVol.2」収録曲楽譜をご紹介!

小編成バンド向けの選曲CD「20人のコンクールレパートリーVol.2」収録曲の楽譜をご案内します。小編成だからこそできる音の出し方、繊細さ。人数の大きい楽団と比べても遜色ない演奏ができる楽譜ばかりです。

目次

夢幻の如くなり(ゆめまぼろしのごとくなり): Like a Vain Dream
広瀬勇人

2015年名古屋市立伊勢山中学校吹奏楽の委嘱で作曲された新しい楽譜。
織田信長が好んだ謡曲「敦盛」。その一節をタイトルにしたこの曲は、“信長の出発点ともいえる桶狭間の戦いでの勝利をイメージしたもの”と、作曲した広瀬氏は記しています。
緊迫した中での行軍、勝利への祈り、わずかな戦いを経て、穏やかで雄大なメロディーへ。小編成でも、重厚で壮大な音楽を聴かせられるというのが、まだ小さかった信長軍に通じるところでしょうか。
打楽器の工夫などで、最小11人の小編成でも十分演奏が可能な驚くべき楽譜。重低音が魅力的に響く作品です。

夢幻の如くなり(ゆめまぼろしのごとくなり): Like a Vain Dream
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夢幻の如くなり(ゆめまぼろしのごとくなり): Like a Vain Dream

FML-0162
●作曲:広瀬勇人 (Hayato Hirose)
●編成:吹奏楽小編成
●演奏人数の目安:11人〜
●グレード:グレード3
●演奏時間:6分20秒

雲海の詩: Song of Stratus
高橋宏樹

雲の間に山々が島のように見える雲海。幻想的な美しさは高見へ上った人だけが見られるご褒美でもあるのでしょう。
「『〜の詩』シリーズは“楽しく音楽を学べる”をコンセプトにしているのが特徴」と作曲者の高橋氏が述べるとおり、小編成のグレード2ながら丁寧に作り上げられた聴かせる楽曲になっています。音楽の基本は、高見を目指すのにも必須。楽譜を丁寧に演奏していくことで、新しい景色が見えてくるでしょう。
日の出前の光を感じさせる“前奏曲”、幻想的で壮大な美しさの雲海を表す“歌”、光が舞うような”舞曲”の3部構成の曲です。

雲海の詩: Song of Stratus
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雲海の詩: Song of Stratus

FML-0169
●作曲:高橋宏樹 (Hiroki Takahashi)
●編成:吹奏楽小編成
●演奏人数の目安:17人〜
●グレード:グレード2
●演奏時間:7分32秒

交響詩曲「西遊記」(小編成版): Symphonic Poem Journey to the west (Small Band ver.)
福島弘和

京都と奈良の高等学校から、“物語をそのまま音楽にする”という共同依頼を受けて、福島弘和氏が選んだのが「西遊記」。それを小編成で演奏できる楽譜が登場しました。
京劇を感じさせる華やかでにぎやかなオープニング、癒しを与えるような穏やかなメロディー、胸騒ぎを覚えるような妖怪との対峙、戦いの勇ましいメロディーなど、冒険の物語らしく、くるくると曲調が変わります。楽しさや親しみやすさを感じるのは、どことなくコミカルな音が、ひょっこり顔を出すからでしょうか。
音の重なりがとてもかっこよく、品のある力強さが感じられ、聴く人を引き付ける、そんな一曲です。

交響詩曲「西遊記」(小編成版): Symphonic Poem Journey to the west (Small Band ver.)
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交響詩曲「西遊記」(小編成版): Symphonic Poem Journey to the west (Small Band ver.)

FML-0170
●作曲:福島弘和 (Hirokazu Fukushima)
●編成:吹奏楽小編成
●演奏人数の目安:22人〜
●グレード:グレード3
●演奏時間:6分49秒

ダウランド組曲: Dowland Suite
ダウランド, J / arr. 足立正

16世紀エリザベス朝のイギリスで、リュートを奏でながら、さまざまな自作の歌を唄ったジョン・ダウランド。当時のヨーロッパで爆発的ヒットをした「流れよ、我が涙」を含む3曲を足立正氏がアレンジしました。
元々金管アンサンブルとしてアレンジされた曲を、15人の小編成版として手直しした楽譜ですが、より原曲に近く時間も長くなっています。
グレード2の比較的優しい楽譜ながら、心に迫るようなメロディーは、元々が想いを唄う歌だったからかもしれません。
軽快ながらもどこかゆったりとしたメロディーや、切々とした悲しみなど、じっくりと音楽を作りあげていくのに最適な楽譜です。

ダウランド組曲: Dowland Suite
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ダウランド組曲: Dowland Suite

FML-0171
●作曲:ジョン・ダウランド (John Dowland)
●編曲:足立正 (Tadashi Adachi)
●編成:吹奏楽小編成
●演奏人数の目安:15人〜
●グレード:グレード2
●演奏時間:7分12秒

吹奏楽のための「ランドスケープ」: Landscape for Symphonic Band
松下倫士

「ランドスケープ」は、”景観を構成する諸要素”をはじめとする、複雑な意味合いをもちますが、“シンボル群や空間が作る都市そのもの”という意味もあります。
自然が作り出したものや人が作ったもの、さまざまな形がパズルのように組み合わさって1つの景観を作り上げるのが、吹奏楽や管弦楽に似ているといえるでしょう。
韓国を感じさせるメロディーがあるのは、交流演奏会で初めて韓国へ訪れたときの新鮮な思いをテーマにしているため。韓国の自然や町並みという景観だけでなく、素敵な仲間との出会いと別れも表されています。
心のもちようで、風景は違って見えます。小編成でも大切な仲間たちと演奏できる幸せを感じてほしいというのが、作曲家松下氏からの隠されたメッセージなのかもしれません。

吹奏楽のための「ランドスケープ」: Landscape for Symphonic Band
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吹奏楽のための「ランドスケープ」: Landscape for Symphonic Band

FML-0172
●作曲:松下倫士 (Tomohito Matsushita)
●編成:吹奏楽小編成
●演奏人数の目安:23人〜
●グレード:グレード3
●演奏時間:6分9秒

アレグリア: Alegria
樽屋雅徳

ポルトガル語で“喜び・歓喜”という意味をもつこの作品は、とてもハッピーな曲。慶び・悦び・歓び…さまざまな“よろこび”の底にあるのは、“うれしい”という想いであり、感謝なのでしょう。
そのような幸せな気持ちをそのまま楽譜にしたのが、「アレグリア」です。ウキウキするような悦び、ニコニコするような喜び、爆発するような歓喜…。楽譜にも音符が踊るように並びます。
小編成のグレード3+という楽譜は、初心者と経験者が一緒に演奏するときにもぴったり。聴く人もハッピーになる一曲です。

アレグリア: Alegria
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アレグリア: Alegria

FMP-0066
●作曲:樽屋雅徳 (Masanori Taruya)
●編成:吹奏楽小編成
●演奏人数の目安:24人〜
●グレード:グレード3+
●演奏時間:5分47秒

幻花舞う: Fluttering phantom flower
島田尚美

2016年全日本吹奏楽コンクールの課題曲だった”焔(ほむら)”の作曲者、島田尚美氏の楽譜。
匂いが記憶を呼び覚ますことがあり、記憶と香りには密接な関係があります。思い出が花びらとなり、消えない匂いとともに舞い続ける…という”記憶”をモチーフにした、幻想的な曲。
日本的な幽玄を感じさせる音の重なりやリズムで、いつまでも舞い散る花びらを表現しています。夢幻は無限であり、無限の花びらは無限の音として降り注ぐでしょう。
19人の小編成で演奏できますが、グレードは4+とハード。ワンランクアップしたい小編成楽団におすすめの一曲です。

幻花舞う: Fluttering phantom flower
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幻花舞う: Fluttering phantom flower

FML-0173
●作曲:島田尚美 (Naomi Shimada)
●編成:吹奏楽小編成
●演奏人数の目安:19人〜
●グレード:グレード4+
●演奏時間:7分24秒

パッチワーク・ヒルズ: Patchwork Hills
石毛里佳

パッチワークは、パーツごとに布を切り、縫い合わせて大きな布にしていく手仕事。ほんのわずかな布も愛おしんだ昔の人々の生活の知恵です。同じ形のパーツでも、色の組み合わせが違ったり、大きさが変わったりすると、まったく違う印象に。
そのパッチワークのように、「冒頭に出てくる5度音程のモチーフを主に使って曲を構成しています」と作曲した石毛里佳氏が記しています。
それぞれのパーツ(パート)が軽やかにモチーフを演奏しながら、1つのメロディーができあがっていくのは、パッチワークさながら。最後には、大きな布になって包み込むような、穏やかで優しいメロディーに。
15人という小編成の中でも少ない人数から演奏でき、グレードも3+と手応えのある楽譜になっています。

パッチワーク・ヒルズ: Patchwork Hills
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パッチワーク・ヒルズ: Patchwork Hills

FML-0174
●作曲:石毛里佳 (Rika Ishige)
●編成:吹奏楽小編成
●演奏人数の目安:15人〜
●グレード:グレード3+
●演奏時間:6分23秒

ルーマニア民俗舞曲: Roman nepi tancok (Romanian Folk Dances), BB 68
バルトーク, B / arr. 佐藤博

バルトークがルーマニアの7つの民俗曲を組み合わせて作曲したピアノ曲は、合奏曲・アンサンブル曲などに編曲され、現在でもよく演奏されています。吹奏楽でも、多くのアレンジを生み出している曲で、今回の小編成へのアレンジは佐藤博氏。
重厚な音が響く”棒踊り”に始まり、”速い踊り”のメドレーで終わるまで、曲調が次々と変わっていきます。
そこはかとなく中東を感じさせるメロディーラインや、明るいポルカ、もの悲しい旋律…。くるくる変わるメロディーは、東欧の東の端にあり、さまざまな文化が交流したルーマニアそのもの。
編曲者の佐藤氏自ら、楽譜紹介に各旋律のポイントを記しているので、それを参考に演奏するとよいでしょう。

ルーマニア民俗舞曲: Roman nepi tancok (Romanian Folk Dances), BB 68
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ルーマニア民俗舞曲: Roman nepi tancok (Romanian Folk Dances), BB 68

FML-0175
●作曲:ベラ・バルトーク (Bela Bartok)
●編曲:佐藤博 (Hiroshi Sato)
●編成:吹奏楽小編成
●演奏人数の目安:23人〜
●グレード:グレード3
●演奏時間:6分50秒

斐伊川に流るるクシナダ姫の涙(小編成版): Tears of the Princess KUSHINADA flowing in Hii (Small Band ver.)
樽屋雅徳

出雲神話で有名なヤマタノオロチ。スサノオの退治がよく知られていますが、きっかけとなったのは、ヤマタノオロチの犠牲になる直前のクシナダ姫の嘆きです。
メロディーは和の印象が強く、雅楽や神楽を感じさせる部分が随所にあります。女性的なメロディーから始まり、中盤では息も切らせない速く力強い音の連続。酔った龍のコミカルな音、眠っていくオロチから大円団へ。
スサノオの頭に飾られた櫛(クシナダ姫)が見た、ヤマタノオロチ退治は、日本人になじみ深い音をモチーフにしたメロディーで、聴く人の想像力をかき立てます。

斐伊川に流るるクシナダ姫の涙(小編成版): Tears of the Princess KUSHINADA flowing in Hii (Small Band ver.)
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斐伊川に流るるクシナダ姫の涙(小編成版): Tears of the Princess KUSHINADA flowing in Hii (Small Band ver.)

FML-0176
●作曲:樽屋雅徳 (Masanori Taruya)
●編成:吹奏楽小編成
●演奏人数の目安:23人〜
●グレード:グレード4
●演奏時間:8分52秒

20人のコンクールレパートリーVol.2 「雲海の詩」: Small wind band repertory for competitions volume 2 – Song of Stratus

上記はすべてこのCDに収録されています。

20人のコンクールレパートリーVol.2 「雲海の詩」: Small wind band repertory for competitions volume 2 - Song of Stratus
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20人のコンクールレパートリーVol.2 「雲海の詩」: Small wind band repertory for competitions volume 2 – Song of Stratus

FMCD-2002
●演奏:土気シビックウインドオーケストラ ( Toke Civic Wind Orchestra)
●指揮:加養浩幸 (Hiroyuki Kayou)


少人数バンドの音が生きる小編成の楽譜を

人数が少ないと、選曲の幅が狭くなってしまうのを感じることがあるでしょう。しかし、ここ数年は、小編成向けの楽譜も多く出てきています。一昨年、小編成バンドの参考になればと販売したCD、「20人のコンクールレパートリー」は、おかげさまでご好評をいただき、今回はVol.2のリリースとなりました。
中編成のものを無理に演奏するのではなく、少人数だからこそできる表現、和音、メロディーを集めた楽譜を丁寧に仕上げるのが、小編成バンドにはとても大切。そんな楽譜の演奏をまとめた一枚で、グレードも2〜4+までさまざまです。
コンクールの選曲の参考に、ぜひ一度お聴きください。
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