2007年に結成された日本を代表する女性サクソフォン奏者によるサクソフォン8重奏団「アンサンブル・オット・ヴォーチ」
サクソフォン8重奏の為のオリジナル作品はもとより、優美さと機動力を活かしたアレンジ曲でクラシカルサクソフォンの魅力を発信しています。女性ならではの華やかさと共に親しみやすいトークを交えたステージには定評があり、多くのファンを魅了し続けています。
装丁も新たに、新作4タイトルをリリース致しました!
歌劇「ゴイェスカス」より間奏曲
2018年12月4日にスペースDo(東京)開催されたアンサンブル・オットヴォーチ・ウインターコンサートのためのアレンジ。
ピアノ組曲「ゴイェスカス」をモチーフにグラナドスは1914年歌劇「ゴイェスカス」を作曲。第1幕と第2幕の間に演奏されたのが、この間奏曲です。
原曲のチェロの弓の動きやトランペットやカスタネットもイメージしながら演奏してください。
歌劇「ゴイェスカス」より間奏曲
作曲: エンリケ・グラナドス (Enrique Granados)
編曲: 内田祥子 (Yoshiko Uchida)
- 編成: サクソフォン8重奏(S.Sax. 1 / S.Sax. 2 / A.Sax. 1 / A.Sax. 2 / T.Sax. 1 / T.Sax. 2 / B.Sax. 1 / B.Sax. 2 )
- グレード: 4
- 演奏時間: 5分0秒
- FME-0416 フォスターミュージック
タンゴバレエ
2011年11月22日にトッパンホールで開催されたアンサンブル・オットヴォーチ・リサイタルのためのアレンジ。
6曲から成る組曲で、1.イントロダクション(Introducci n) 2.街(La Calle)3. 出会い-忘却(Encuentro – Olvido)4. キャバレー(Cabaret) 5. 孤独(Soledad) 6. 終曲・街(Calle final) とタイトルが付いています。
当時の録音で現在聞くことができるものは少ないのですが、その後録音されたヴァイオリニストのギドン・クレーメルによる演奏が特に有名なので、一聴をオススメします。
タンゴバレエ
作曲: アストル・ピアソラ (Astor Piazzolla)
編曲: 内田祥子 (Yoshiko Uchida)
- 編成: サクソフォン8重奏(S.Sax. 1 / S.Sax. 2 / A.Sax. 1 / A.Sax. 2 / T.Sax. 1 / T.Sax. 2 / B.Sax. 1 / B.Sax. 2 )
- グレード: 5
- 演奏時間: 13分0秒
- FME-0417 フォスターミュージック
組曲「惑星」より木星~アンダンテ・マエストーソ
2013年2月10日に大泉学園 ゆめりあホールで開催されたアンサンブル・オットヴォーチ「ゆめりあワンコイン・コンサート」のためのアレンジ。
イギリスの作曲家ホルストの代表作である組曲「惑星」。特に有名なのが第4曲「木星」の中間部の旋律で、これまでにクラシックのみならずさまざまなジャンルで編曲されています。
このアレンジでは、メロディの美しさを活かしてドラマチックに展開していきます。タイトルの「maestoso」の通り、堂々とおごそかに演奏を進めて下さい。
組曲「惑星」より木星~アンダンテ・マエストーソ
作曲: グスターヴ・ホルスト (Gustav Holst)
編曲: 内田祥子 (Yoshiko Uchida)
- 編成: サクソフォン8重奏(S.Sax. 1 / S.Sax. 2 / A.Sax. 1 / A.Sax. 2 / T.Sax. 1 / T.Sax. 2 / B.Sax. 1 / B.Sax. 2 )
- グレード: 3
- 演奏時間: 5分0秒
- FME-0420 フォスターミュージック
亡き王女のためのパヴァーヌ
2017年10月15日にHakujyu Hallで開催されたアンサンブル・オットヴォーチ「結成10周年記念コンサート」のためにアレンジされたものを元に、その後演奏してきた経験を生かし更に改訂されたリアレンジ版。
サクソフォン8本という華やかな編成で、美しい響きがするアレンジに仕上がりました。
亡き王女のためのパヴァーヌ
作曲: モーリス・ラヴェル (Maurice Ravel)
編曲: 平賀美樹 (Miki Hiraga)
- 編成: サクソフォン8重奏(S.Sax. 1 / S.Sax. 2 / A.Sax. 1 / A.Sax. 2 / T.Sax. 1 / T.Sax. 2 / B.Sax. 1 / B.Sax. 2 )
- グレード: 3
- 演奏時間: 6分0秒
- FME-0421 フォスターミュージック
今後もまだ新刊のリリースを予定しておりますので、ぜひ楽しみにお待ちください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた次回。
吹奏楽を柱とした音楽出版社として2008年に設立いたしました。 「フォスター」という単語には、育てる・育成するといった意味があり、日本の吹奏楽をもっと元気に楽しく発展させていきたいという思いをこめています。みなさまのブラバンコンシェルジュとして、様々な情報を発信していきます。