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20人のコンクールレパートリーVol.5「風姿花伝」



全国大会も残すところ大職一般のみとなり、本格的に自由曲探しに入るところがだんだんと増えて参りました。いつもありがとうございます!
さて、おかげさまで好評を頂いております小編成作品集が発売となりました!おかげさまで今作もご好評を頂いております。
小編成バンドの皆様のご期待に応えるべく充実の内容となっていますので、ぜひ聴いてください。
SoundCloud、YouTubeで試聴もできますので、この曲イイかも!と思う作品がありましたらぜひ「購入」ボタンをポチッとお願い致します♪

目次

20人のコンクールレパートリーVol.5「風姿花伝」

フォスターミュージック小編成吹奏楽作品集第5弾。少人数で活動するバンドが増えてきている昨今、さまざまなニーズに応えるべく作曲家とも意見を交わしながら企画制作をした8作品を収録。小編成バンド必携のアルバムです。ぜひ、前4作とあわせて選曲にお役立てください。

収録曲

風姿花伝~秘すれば花〈小編成版〉

伊賀シンフォニックアカデミー吹奏楽団の創立40周年記念演奏会のために2006年に作曲した作品を小編成バンドのために改訂しました。
伊賀に生まれた観阿弥が到達した能楽の理論を、世阿弥が記したものが「風姿花伝」です。「風、花」そして「能を舞う」様子が表現されています。譜面には、そのイメージも発想記号とともに記されているので、演奏の参考にしてください。

風姿花伝~秘すれば花〈小編成版〉

作曲: 福島弘和 (Hirokazu Fukushima)

魔女からの招待状

「フランケンシュタイン前奏曲」「ヴァンパイヤのワルツ」「うたうゾンビたち」「魔女の夜会」という、4つの小品で構成されたコミカルかつチャーミングな作品です。
どの曲もキャラクターのイメージにピッタリ!そんな音楽の変化もぜひお楽しみください。

魔女からの招待状

作曲: 島田尚美 (Naomi Shimada)

名もなき英雄たち

大阪朝鮮高級学校吹奏楽部の委嘱により、2019年1月に作曲、同校定期演奏会にて初演されました。
文化圏や地域・コミュニティの歴史を知り、先人たちへの敬意とその物語をベースに活劇的なイメージで作られました。
未来を担う演奏者がそれぞれ音楽に自分たちの物語を投影できるような普遍的でかっこいい作品を目指したと語られているように、勇壮でドラマティックな楽曲に仕上がっています。

名もなき英雄たち

作曲: 朴守賢 (Soo-Hyun Park)

吹奏楽のための狂詩曲~九頭龍大神の伝説による〈小編成版〉

2018年3月に行われた《作曲の会「Shining」第10回作品展》にて竹内健人指揮・都内音楽大学生有志の演奏により初演。その後、21世紀の吹奏楽 第22回“響宴”に入選し、加島貞夫指揮・東海大学菅生高等学校吹奏楽部によって再演され、第52回 JBA「下谷賞」を受賞した話題作です。
日本の神話や伝説にたびたび出てくる、九頭龍大神(クズリュウオオカミ)という、九つの頭と龍の尾を持つ鬼をテーマに「祈り」「暴れる九頭龍大神」「祈り、恵み」といった場面をイメージして作曲されました。
今回の収録にあたり、初演版から編成を縮小して小編成バンド向けに改訂をお願いしました。大編成版も合わせて発売となっていますので、編成に合わせて選択してください。

吹奏楽のための狂詩曲~九頭龍大神の伝説による〈小編成版〉

作曲: 近藤礼隆 (Noritaka Kondo)

アンリミテッド

この作品は東京大學サクソフォン同好会の委嘱により作曲され、2019年1月5日に東京大學サクソフォン同好会10周年記念演奏会で初演された「アンリミテッド(サクソフォンアンサンブル)」の吹奏楽版です。今回のレコーディングのために編み直しました。
曲は3つの部分から成り、ジャズ要素の強めな前半、穏やかな舟歌のような中盤、プログレッシブな激しく疾走感のある後半という構成になっています。
江原さんならではの疾走感のあるエネルギッシュな作品です。挑戦者求む!

アンリミテッド

作曲: 江原大介 (Daisuke Ehara)

黄昏アモローソ

木管三重奏曲として作曲したものを下敷きとして小編成の吹奏楽に書き改めた作品です。
未来に対する漠然とした不安や焦燥、恐怖といった感情は、ある程度の年齢になれば誰でも少なからず持ちはじめるものではないでしょうか。
「その恐怖に対峙する意思こそが愛を持って生きていくということ」
そんな強い思いが込められた作品です。

黄昏アモローソ

作曲: 井澗昌樹 (Masaki Itani)

組曲第6番「おとぎの国の風景」より

マスネは、サン=サーンスやドビュッシーなどと同時代に生きたフランスロマン派の代表的な作曲家の一人です。
組曲6番「おとぎの国の風景」は、もともと歌劇「エロディアード」のバレエ音楽として作曲されました。しかしその曲は歌劇からはずされてしまい、その楽曲をまとめ組曲にした物がこの「おとぎの国の風景」組曲です。「行列」「バレエ」「幻影」「バッカナール」の4曲からなり、華やかな妖精の国が、色彩感ある鮮やかな音の組み立てにより描かれています。
マスネというと歌劇「マノン」、「ウェルテル」、「タイス」などを思い浮かべますが、こちらもとても素敵な作品なので、ぜひ原曲も聴いてみてくださいね。

組曲第6番「おとぎの国の風景」より

作曲: ジュール・マスネ (Jules Massenet)編曲: 佐藤博 (Hiroshi Sato)

メグルモノ~ジョン万エンケレセ

ジョン万次郎の生涯と人物像を描いた作品です。
貧しい生活を支えながら過酷な労働に耐え壮絶な幼少期を過ごした万次郎。14歳のとき仲間と共に漁に出て遭難。その不運なはずの難波が、彼の運命を激変させました。
日本人として初めて米国本土に上陸し10年を経て、国際人第一号として帰国。近代日本の夜明けともいえる時代に、日米の架け橋となる功績を残しました。
作品全体を通して和洋折衷な雰囲気で書かれ、内気でもの静かで、いつも優しく礼儀正しかったジョン万次郎の感情が描かれています。

メグルモノ~ジョン万エンケレセ

作曲: 樽屋雅徳 (Masanori Taruya)

編集後記

末文になりますが、先日の台風による被害に遭われた皆さまには心よりお見舞い申し上げます。

今日も事務所のある千葉では大雨が朝から続いており不安なj表今日が続いております。皆さまが一日でも早く平常の生活に戻ることができますようお祈り申し上げます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

それではまた次回。

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