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福島弘和氏の音楽と名作絵本の魅力が溢れだす!作品集vol.2「ごんぎつね」

福島弘和氏の音楽と語りのための作品集vol.2「ごんぎつね」が、2014年10月30日に発売されました。
加養浩幸氏指揮のもと、土気シビックウインドオーケストラによる素晴らしい演奏にのって、岩崎政美さんと新島正敬氏による語りが流れるように響く素敵な作品集。
聴く人を名作物語の世界へと導いてくれる、福島弘和作品集vol.2「ごんぎつね」についてご紹介します。

福島弘和 音楽と語りのための作品集 Vol.2「ごんぎつね」 [吹奏楽-CD] 福島弘和 音楽と語りのための作品集 Vol.2「ごんぎつね」 
演奏:土気シビックウインドオーケストラ
指揮:加養浩幸
演奏形態:吹奏楽
商品形態:CD
出版社:フォスターミュージック
目次

音楽と語りのための作品集vol.2「ごんぎつね」について

音楽と語りのための作品集vol.2「ごんぎつね」では、動物と人間のお話を集めた作品集です。どの作品も世代を超えて読み続けられている名作絵本。タイトルを見ただけで、懐かしい気持ちになるという方も多いことでしょう。
多くの人々から愛されてきた物語が福島弘和氏の音楽と出会うことで、本を読むだけでは味わえない、実際に物語の世界へと迷い込んだかのような感覚を呼び起こします。心に響くメロディーと、美しい言葉の織りなす素敵な世界をお楽しみください。

福島弘和氏による「ごんぎつね」収録曲

音楽と語りのための作品集vol.2「ごんぎつね」の収録曲をご紹介します。

1.スーホの白い馬

モンゴル民話「スーホの白い馬」は、日本では絵本として1967年に出版され、現在に至るまで50年近くもたくさんの人々に愛されてきたお話です。小学生のときに教科書で読んだという人も多いのではないでしょうか?
遊牧民の少年スーホと白い馬の美しくも悲しい愛の物語に、福島弘和氏の作り出す音楽が見事にマッチして、聴く人々を「スーホの白い馬」の世界へと導きます。
オーケストラによる演奏と素敵なナレーションが一体となることで、「スーホの白い馬」のお話がより心に響いてくる、大人も子どもも魅了されること間違いなしの作品です。
(作曲:福島弘和、ナレーション:岩崎政美、演奏:土気シビックウインドオーケストラ、指揮:加養浩幸)

「スーホの白い馬」の楽譜 [吹奏楽-レンタル譜] スーホの白い馬~音楽と語りのための~
作曲:福島弘和
編成:中編成
演奏人数の目安:32人
※原則として各楽器1名(optionalは-1、div.は+1)で算出
演奏時間の目安:21分35秒
出版社:フォスターミュージック

2.かたあしだちょうのエルフ

「かたあしだちょうのエルフ」は、1970年に初めて出版された小野木学作の名作絵本。
アフリカの草原で生きる強くて勇敢なエルフは、人気者でとても優しい心を持ったダチョウです。ある日、エルフは獰猛なライオンから子ども達を守り戦ったときに、片足を失ってしまいます。だんだんと弱っていくエルフですが、最後は自らの命を犠牲にしながら、黒豹に襲われた子ども達を守りぬき、木になったというお話です。
「かたあしだちょうのエルフ」の世界を余すことなく表現した音楽と、心のこもった語りが見事に融合し、悲しくも心温まるエルフのお話が心に浸みわたります。
目を閉じて聴けば、雄大に広がるアフリカの草原風景や、エルフが勇敢に戦った迫力ある戦いのシーンなど、「かたあしだちょうのエルフ」の世界が見えるようです。
(作曲:福島弘和、ナレーション:新島正敬、演奏:土気シビックウインドオーケストラ、指揮:加養浩幸)

3.手袋を買いに

「手袋を買いに」は、新見南吉作の名作絵本です。
雪で冷えきった子ぎつねの手に、手袋をはめてあげたいと願う母さんぎつね。子ぎつねの片手を人間の手に変えて、夜の街に手袋を買いに行かせます。子を想う母の気持ち、愛情が感じられ、寒さ厳しい冬の夜でも心がほわっと温かくなるようなお話。
福島弘和氏の生みだす音楽、オーケストラの素敵な演奏からは、子ぎつねの無邪気で軽やかな動きが見えるよう。岩崎政美さんによるナレーションが、母さんぎつねの少し色気ある一面も表現しており、楽しんで聴くことのできる作品に仕上がっています。
美しいメロディーにのせて語られる「手袋を買いに」は、ぜひ親子で聴いてもらいたい作品です。
(作曲:福島弘和、ナレーション:岩崎政美、演奏:土気シビックウインドオーケストラ、指揮:加養浩幸)

「手袋を買いに」の楽譜 [吹奏楽-レンタル譜] 手袋を買いに~音楽と語りのための~
作曲:福島弘和
編成:中編成
演奏人数の目安:33人
※原則として各楽器1名(optionalは-1、div.は+1)で算出
演奏時間の目安:17分5秒
出版社:フォスターミュージック

4.ごんぎつね(福島弘和)

新見南吉作「ごんぎつね」は、誰もが一度は読んだことがあるのではないでしょうか?
人間に悪戯ばかりしていたキツネのごんが、ある出来事をきっかけに改心し、村人である兵十に栗や松茸を毎日届け続けます。兵十は毎日の贈り物がごんからのものだとは知らず、家に忍び込んだごんを鉄砲で撃ってしまった後に、贈り主がごんだったことに気が付くというお話です。
日本の里山の風景や、悪戯をするごんの様子などが、音楽と語りを通してまざまざと目に浮かびます。世代を超えて愛されている「ごんぎつね」の世界にどっぷり浸かれる作品で、祖父母、父母、孫の代まで一緒に楽しめるのも魅力的です。
(作曲:福島弘和、ナレーション:新島正敬、演奏:土気シビックウインドオーケストラ、指揮:加養浩幸)

音楽と語りのための作品集「ごんぎつね」まとめ

以上、音楽と語りのための作品集vol.2「ごんぎつね」についてご紹介しました。
どの作品も、心のこもった語りと吹奏楽による胸に響く演奏がお互いを高め合い、聴き手を魅了する作品に仕上がっています。多くの吹奏楽ファンを虜にしている福島弘和氏によって生みだされる、物語に合わせた素敵なメロディー、ハーモニーの数々。
子どもから大人まで楽しめる作品集「ごんぎつね」、ご家族や学校の授業で聴いてみてはいかがでしょう?
フォスターミュージックでは、「福島弘和 音楽と語りのための作品集 Vol.1」も好評発売中です♪

[吹奏楽-CD] 福島弘和 音楽と語りのための作品集 Vol.1「注文の多い料理店」 [吹奏楽-CD] 福島弘和 音楽と語りのための作品集 Vol.1「注文の多い料理店」
演奏:土気シビックウインドオーケストラ
指揮:加養浩幸
演奏形態:吹奏楽
商品形態:CD
出版社:フォスターミュージック
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