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8月28日発売 フォスターミュージック・アンサンブル楽譜6タイトル

[クラリネット8重奏-アンサンブル楽譜] カルメン・セレクション(G. ビゼー arr. 金山徹) FME-0264
[クラリネット8重奏-アンサンブル楽譜] カルメン・セレクション: Carmen Selection

言わずと知れたビゼーの代表作でもあり、オペラ史に残る名作中の名作「カルメン」。世界的にも一、二を争う人気のオペラです。
物語はセビリアを舞台に、魅惑的なジプシーの女のカルメンと、竜騎兵のドン・ホセ、ホセの婚約者のミカエラ、闘牛士エスカミーリョが愛憎劇を繰り広げます。
魔性の女の色香に迷った男どもと、健気に追いすがろうとする清純な女。そしてその結末は・・・・
やはり昼ドラ的ドロドロ劇は世界各国テッパンなのですね。
音楽はと言うと、いかにもスペイン的な民族舞曲や叙情的なアリアで綴られた作品の数々、さぞかしビゼーはスペインが大好きだったんだろうと思いきや、一度もスペインに行ったことがないんだとか!
フランス人が想像だけで描いたスペインというから驚きです。
ちなみに、私は行ったことあります!エッヘン(笑) 今は閉鎖されてしまったバルセロナの闘牛場も行きましたが、脳内BGMはずっとカルメンでした。
さて、このアレンジはフリッツ・ホフマンの選曲・編曲のカルメン組曲より、「アラゴネーズ(第1組曲)」「ハバネラ(第2組曲)」「終曲(第1組曲)」の3曲を選び、クラリネット8重奏のメドレーにしました。
原曲を聞いたり、DVDなどでオペラを観たり(ホントは生が一番ですが、お高いですもんね、オペラ)、ビゼー並みの想像力をふくらませて、女子ならカルメンに、男子ならドン・ホセになりきってお色気たっぷりの演奏を。

 
[サクソフォン8重奏-アンサンブル楽譜] 喜びの島(C. ドビュッシー arr. 中村均一) FME-0262
[サクソフォン8重奏-アンサンブル楽譜] 喜びの島: L'Isle joyeuse

クロード・ドビュッシーが、1904年に作曲したピアノ独奏曲で、ジャン・アントワーヌ・ヴァトーの絵画「シテール島(愛の女神ヴィーナスの島)への巡礼」から影響を受け、幻想的な愛の歓びを描き出した、という説が有名ですが、定かではありません。
シテール島は、エーゲ海の出口に位置する人口3,000人余の小さな島で、ギリシャ神話ではヴィーナスの島とされています。
そんなエーゲ海のきらめきが目の前に広がるようなとても美しい作品ですが、反面ドビュッシーの作品としては最も技巧的で演奏の難しい作品のひとつです。
ドビュッシーの作品はその響きがサックスの音色によく合いますが、その中でも作品のスケールが大きくサックス8重奏の豊かなサウンドが生かされたアレンジになっています。
装飾音やリズムの変化といった技巧が駆使されていますので、個々のテクニックがかなり必要とされますが、美しく柔らかなサウンドを目指して、指使いや息づかいを工夫しましょう。
 
[サクソフォン8重奏-アンサンブル楽譜] インフィニティ(江原大介) FME-0266
[サクソフォン8重奏-アンサンブル楽譜] インフィニティ: Infinity

2013年に1月(名古屋)、2月(東京)に開催された、アリオン×クワチュールベーのジョイントコンサートのために両団体による共同委嘱により作曲された作品です。
3つの楽章に分かれており、第一楽章は音楽が動き出すための提示としてベル・トーンにより開始され、全体をシアリスな響きによる緊張感を意識した楽章です。
第二楽章は緩やかで叙情的な雰囲気を持ちながら、サックスの音色と表現力を堪能できるようにしました。
第三楽章は急速な曲調で、第一楽章の緊張感と第二楽章の緩和、それらにより蓄えられたエネルギーが一気に放出されます。
3つの楽章を通して演奏することを想定された作品になっていますが、それぞれが独立した曲として存在感を持たせています。
例えばコンサートピースとして全楽章、あるいは抜粋しての演奏(例えば緩やかな第二楽章のみ等)、またはアンサンブルコンテストなどでの時間規定がある場合に、3つの楽章をカットしながら使うか、あるいは「第三楽章」は4分半ほどの長さになっており、単体でも音楽が完結できるように設計してありますので、そのままノーカットで使えるようになっています。
3楽章を通じて、サックスらしさが追求された、8重奏のための貴重なオリジナル作品ですので、腕に覚えのある団体はぜひ取り上げてみてください。



 
[サクソフォン8重奏-アンサンブル楽譜] 彼方の光(サックス八重奏版)(村松崇継 arr. 浅利真) FME-0265
[サクソフォン8重奏-アンサンブル楽譜] 彼方の光(サックス八重奏版): Far away

作曲家・ピアニスト村松崇継が作曲しロバート・プライズマンが作詞をした「彼方の光」は、NHK土曜ドラマ『氷壁』の主題歌として、イギリスのボーイソプラノユニット「Libera」が歌い人気を博しました。
ドラマの複雑な人間模様を浄化するような崇高で美しい歌声は絶大な支持を得て多くの人々の心を癒しました。
このアレンジの元となっている4重奏版が、2007年4月30日に津田ホールで開催されたVive!SaxophoneQuartetの第6回リサイタルで初演され、CAFUAレコードより発売の雲井雅人サックス四重奏団「むかしの歌」に収録されたことからも注目を浴び、人気作品となっています。
4重奏版同様、サックスの運指を考慮してニ長調からハ長調に移調されていますが、曲の美しさはしっかりと生きており、サックスの高音部の美しさが際立つアレンジとなっており、誰からも親しまれる作品だと思います。
技巧的にはそれほど難しくないので、音色を重視して透明感あふれる演奏を。
 
[混合4重奏-アンサンブル楽譜] 「2つのヴァイオリンのための44の二重奏曲」より(B. バルトーク arr. 中村均一) FME-0263
[混合4重奏-アンサンブル楽譜]  「2つのヴァイオリンのための44の二重奏曲」より: 44 Duos for 2 Violins

バルトークがヴァイオリン二重奏のために作曲した「44Duos for Two Violins (ヴァイオリンの為の44の二重奏曲)」は、ヴァイオリン教師からの依頼で奏法など色々な制約の中で作られた教育的な曲ですが、バルトークの東欧民族音楽研究が生かされ、西洋音楽とはまた違った味わいが大変魅力的でコンサートピースとしてもよく取り上げられる大変有名な曲集です。
フルート、クラリネット、サクソフォーンに民族打楽器を組み合わせたアレンジで、それぞれの楽器の音色を生かすことで、2台のヴァイオリンよりもさらに東欧の音楽世界を楽しむ事が出来るでしょう。
打楽器の種類は必ずしも特定されませんので、雰囲気が出るようにいろいろなものを試してみるとまた新しい魅力が発見出来るでしょう。
No.37 プレリュードとカノン(2’40)
No.39 セルビアの踊り(0’50)
No.40 ワラキアの踊り(1’15)
No.42 アラビアの踊り(1’20)
No.44 トランシルヴァニアの踊り(2’00)
[アンサンブル-CD] マジカルサウンズ2/マジカルサウンズの愉快な悪戯(マジカルサウンズ) WKCD-0051
[アンサンブル-CD] マジカルサウンズ2/マジカルサウンズの愉快な悪戯

こちらに収録されています。



[混合8重奏-アンサンブル楽譜] その又もう一人のティル・オイレンシュピーゲル(R. シュトラウス arr. 中村均一) FME-0267
[混合8重奏-アンサンブル楽譜] その又もう一人のティル・オイレンシュピーゲル: Till Eulenspiegels lustige Streiche

ドイツ後期ロマン派の大家、リヒャルト・シュトラウスの交響詩「ティルオイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」は、そのストーリーのユニークさと巧みな管弦楽法や音楽の描写が楽しい管弦楽作品ですが、この大編成の曲を、なんと、8人でやっちゃおう!というこの作品。マジカルサウンズの名手8人のリサイタル用に、ひとひねり加えてアレンジされました。
楽譜は当然ながら難しいです(笑)
ですが、それに囚われすぎないで物語の情景のイメージを大切に楽しく表現を工夫しましょう。
物語の大筋は下記のとおりです。
14世紀の北ドイツの伝説の奇人ティル・オイレンシュピーゲルの物語を音楽化した作品です。
曲はフルートによる親しみやすい短い前奏で始まります。これは昔話の「むかしむかし……」を表すテーマです。
続いてホルンによるティル・オイレンシュピーゲルの第1のテーマ、続いてクラリネットでティルの笑いを表すテーマが示されます。
まず市場に現れたティルは牛馬を解き放し、市場は大騒ぎ!ティルは空を飛ぶ靴で遁走します。続いてティルは僧侶に変装し、でたらめなお説教で人々を煙に巻きます。
フルートから各楽器への半音階は退屈したティルのあくびを表現しますが、その時ふと彼の心に破滅への予感がよぎります。
さらに続いてティルは騎士に変装し、美しい淑女を口説きますが彼女にあっさりと袖にされ、怒ったティルは全人類への復讐を誓います。
最初の標的を俗物学者に定めたティルは、彼らに論争をふっかけますが、次第に旗色が悪くなり、あえなく論破されたティルは悔しまぎれに小唄を歌いスタコラさっさと疾走。
再びホルンによるティルのテーマが現れ、次第に勢いを増していきます。そしてさらに好き放題にいたずらを繰り返すティルの活躍が描かれますが、突如小太鼓が鳴り響き、ティルは逮捕されます。
いかめしい裁判のテーマが奏され、ティルは裁判を嘲笑していますが、ついに死刑の判決が下り、ティルは絞首台に昇らされ敢えない最期を遂げる・・・
というのが本編の筋ですが、このマジカル版ではそれはちょっと可愛そうと云う事で、この愛すべきイタズラ者を殺さないで許してあげる事にしました。
そして冒頭の「むかしむかし……」のテーマが回帰し、ティルの残した愉快ないたずらは永遠に不滅であることを示すティルの笑いの動機で曲が締めくくられます。
つい難しい顔になりがちですが、いたずらっ子のティルのように軽快に演奏してくださいね♪
[アンサンブル-CD] マジカルサウンズ2/マジカルサウンズの愉快な悪戯(マジカルサウンズ) WKCD-0051
[アンサンブル-CD] マジカルサウンズ2/マジカルサウンズの愉快な悪戯

こちらに収録されています。

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