日本を代表するテナー・サクソフォーン奏者、佐川鮎子氏のソロ楽譜5曲が、6月26日フォスターミュージックより発売となりました。CDと楽譜を出版することが長年の夢であったと語る佐川鮎子氏。日本をはじめ、海外でもコンサートを開くなど、様々な場面で演奏活動を行っています。そこで、今回は佐川鮎子氏のコンサート情報について紹介します(以下敬称略)。
佐川鮎子2014年8月以降のコンサート情報
佐川鮎子は、プロの奏者としては珍しい「テナー・サクソフォーン」を専門に演奏するサクソフォーン奏者。8月以降も、既にいくつかの演奏会が予定されています。それでは、8月以降のコンサート情報を見ていきましょう。
ソロ・コンサート
- 8月10日(日)「茗荷谷」16:00より
ラ・メールにて 2,000円
サクソフォーン:佐川鮎子
ヴァイオリン:吉橋 彩
チェロ:韮澤 有 - 8月24日(日)「アントニオ古賀ライブコンサート」
クライネホール(東京)にて 1部出演 - 10月13日(月・祝)「サウンドギャラリー」13:00開場 13:30開演
東京・日暮里サニーホールコンサートサロンにて 3,000円(全席自由)
サクソフォーン:佐川鮎子
ピアノ:織井香衣
OXAS(オクサス)2014年8月以降のコンサート情報
佐川鮎子は、ソロ・プレイヤーとしてはもちろんのこと、サクソフォーン・クァルテット「OXAS(オクサス)」のテナー・サクソフォーン奏者としても演奏活動を行っています。サクソフォーン・クァルテット「OXAS(オクサス)」は、2013年春に結成され、同年夏に本格的に活動を始めました。メンバーは、全員国際的サクソフォニストである武藤賢一郎の門下生。
- 早瀬圭一(ソプラノ・サクソフォーン)
- 松澤佐希子(アルト・サクソフォーン)
- 佐川鮎子(テナー・サクソフォーン)
- 由井平太(バリトン・サクソフォーン)
OXASの初お披露目は、2013年10月に日暮里サニーホールコンサートサロン(東京)にて行われた「Sound Gallery 佐川鮎子テナー・サクソフォーン リサイタル」でのこと。「佐川鮎子セカンド・アルバム発売」&「新ユニット結成記念」と銘打って開催されたこのコンサート、なんと新着20名様にはオリジナルのトートバッグがプレゼントされたようです。また、2014年3月には、日本を飛び出して、ドイツでの演奏も行っています。「OXAS」としての演奏会も、8月以降はすでにいくつか計画されています。
サクソフォーン・クァルテット「OXAS」としてのコンサート情報
- 8月7日(木)「メロディーライン」19:45~21:15
東京・プリンスパークタワーホテルにて 3,000円(ワンドリンク付き) - 9月11日(木)「メロディーライン」19:45~21:15
東京・プリンスパークタワーホテルにて 3,000円(ワンドリンク付き)
テナー・サクソフォーン ソロシリーズ楽譜
前述の通り、佐川鮎子さん監修のテナー・サクソフォーン用のソロ楽譜が、6月26日にフォスターミュージックより発売されることとなりました。今回発売された楽譜5曲。クラシックからジャズに至るまで、そのレパートリーが幅広いのも特徴です。ラインナップは以下の通り。
- 「チェロソナタOp.19より 第3楽章」(S.ラフマニノフ)
- 「タンティ アンニ プリマ(アヴェ・マリア)」(A.ピアソラ)
- 「ひまわり」(福山雅治)
- 「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」(ハワード)
- 「テネシー・ワルツ」(P.W.キング)
この5曲は、いずれもCDに収録されています。また、演奏会で監修者自身の演奏を聴くことによって、さらに深い魅力を味わえること間違いなし。チェロソナタ以外は、inE♭の楽譜も付いています。そのため、テナー・サクソフォーンだけでなく、アルト・サクソフォーンやバリトン・サクソフォーンでも演奏可能。
ラインナップは、これからもどんどん発売予定。演奏会のレパートリーとして取り上げれば、演奏会をカラフルにすることはもちろんのこと、テナー・サクソフォーンの魅力を存分に伝えられることでしょう。演奏会で、CDで、楽譜で、テナー・サクソフォーンの魅力を、そして佐川鮎子さんの魅力を存分に味わうことができますね!
[link]□サクソフォンプレイヤー佐川鮎子のHP
□SaxophonePlayer佐川鮎子ブログ[/link]
吹奏楽を柱とした音楽出版社として2008年に設立いたしました。 「フォスター」という単語には、育てる・育成するといった意味があり、日本の吹奏楽をもっと元気に楽しく発展させていきたいという思いをこめています。みなさまのブラバンコンシェルジュとして、様々な情報を発信していきます。