命のつながりがテーマのライオンキング。その壮大なテーマは吹奏楽にアレンジされても色あせることがありません。
さまざまなアレンジのなかからピッタリのものを選んで、ぜひ演奏してください。
「ライオンキング」ブロードウェイ・セレクション
ブロードウェイ版「ライオンキング」のサウンドトラックから5曲をメドレーにしました。
多くの楽曲の中から、主人公シンバに関わるもので構成され、シンバの誕生から王になるまでを短い時間で表現。
雄叫びのような低い音から壮大なメロディーが始まり、そのあとは一転してこのアレンジでアクセント、軽快な“ハクナ・マタタ”に。
ロマンティックな“愛を感じて”から、終盤のスピード感のある音楽は、新しい王シンバの若々しさが伝わってきます。小編成でも吹奏楽の魅力をたっぷり伝えられるアレンジです。
[吹奏楽-輸入譜] 「ライオンキング」ブロードウェイ・セレクション: The Lion King: Broadway Selections 作曲:エルトン・ジョン(Elton John) 編曲:ジェイ・ボコック(Jay Bocook) 編成:小編成 グレード:3 演奏人数の目安:27人 ※原則として各楽器1名(optionalは-1、div.は+1)で算出 出版社:ハル・レナード(Hal Leonard) |
「ライオンキング」サウンドトラック・ハイライト
映画版「ライオンキング」から7曲をアレンジした、演奏時間12分強の豪華メドレーです。
劇中歌でおなじみの5曲にインストゥルメンタル2曲が加わり、アレンジされた一曲。使用する曲を再構成して流れを作ったような印象的なアレンジです。
決して平坦ではない、波瀾万丈のシンバの生きる道。低めの音で穏やかに始まるこのアレンジでは、悲しみや不安も表現されます。
緊張感あふれるアレンジやメロディーを歌い上げるソロパートで大人っぽいアレンジになっていますが、聴き終わった後に残るのは”楽しかった”という表現でしょう。
終盤にかけては、“ハクナ・マタタ”と“早く王様になりたい”が響くパーカッションでつなげられ、どんどん楽しくなっていきます。最後は手拍子したいほどノリがよいまま曲が終わるのも魅力。
吹奏楽だからこそ表現できる、ちょっとスマートなライオンキングのメドレーです。
[吹奏楽-輸入譜] 「ライオンキング」サウンドトラック・ハイライト: The Lion King: Soundtrack Highlights 作曲:エルトン・ジョン(Elton John)、ハンス・ジマー(Hans Zimmer)、ティム・ライス(Tim Rice) 編曲:カルヴィン・カスター(Clavin Custer) 編成:中編成 グレード:4 演奏人数の目安:32人 ※原則として各楽器1名(optionalは-1、div.は+1)で算出 出版社:ハル・レナード(Hal Leonard) |
ライオンキング
まさにディズニーのライオンキング!というアレンジがこちら。吹奏楽演奏で、よりディズニーらしさを感じさせる華やかさのある編曲になっています。
力強いファンファーレで始まり、優しく柔らかな“愛を感じて”、テーマ曲でもある“サイクル・オブ・ライフ”へと名曲が続きます。
コミカルな2曲、“ハクナ・マタタ”と“早く王様になりたい”は、危険を感じさせるメロディーで繋がれ、聴く人を飽きさせません。
緊張感のあるメロディーの後の気の抜けるようなトランペットの音は、ディズニーの洒落っけにも通じるものがあります。
終盤は穏やかで平和な国を思わせる穏やかなメロディーで始まり、王になったシンバを讃える勇壮なメロディーで締めくくられます。
グレード3ですが、演奏時間9分弱と手応えがあるアレンジ。吹奏楽部のコンサートにもオススメです。
[吹奏楽-輸入譜] ライオンキング: The Lion King 作曲:エルトン・ジョン(Elton John)、ハンス・ジマー(Hans Zimmer) 編曲:ジョン・ヒギンス(John Higgins) 編成:小編成 グレード:3 演奏人数の目安:28人 ※原則として各楽器1名(optionalは-1、div.は+1)で算出 出版社:ハル・レナード(Hal Leonard) |
ディズニー・ムービー・マジック
ディズニー映画のワンシーンが蘇る珠玉のメドレー。ライオンキングの他、美女と野獣、トイ・ストーリー、ターザン、モンスターズ・インク、アラジンの名曲が収録されていて盛り上がること間違いなし!
全体を通じて楽しく、鍵盤打楽器が印象的なアレンジです。なじみのある曲は、吹奏楽コンサートのオープニングにもピッタリ。
[吹奏楽-輸入譜] ディズニー・ムービー・マジック: Disney Movie Magic 作曲:アラン・メンケン(Alan Menken)、 エルトン・ジョン(Elton John)、ランディー・ニューマン(Randy Newman) 編曲:カルヴィン・カスター(Clavin Custer) 編成:小編成 グレード:3 演奏人数の目安:28人 ※原則として各楽器1名(optionalは-1、div.は+1)で算出 出版社:ハル・レナード(Hal Leonard) |
ライオンキングのテーマを胸に吹奏楽演奏を
ライオンキングのテーマは“命のつながり”。吹奏楽も同じく、消えていく音に新しい音が重なり続いてメロディーが生まれます。そして、曲が終わった後の感動は新しい吹奏楽ファンを生むでしょう。
バランスをとりながら、力を合わせて平和な国づくりをするライオンキングの物語は、吹奏楽で大事なハーモニーの秘訣にも重なるようです。ぜひ力を合わせて、ライオンキングを演奏してみてください。
吹奏楽を柱とした音楽出版社として2008年に設立いたしました。 「フォスター」という単語には、育てる・育成するといった意味があり、日本の吹奏楽をもっと元気に楽しく発展させていきたいという思いをこめています。みなさまのブラバンコンシェルジュとして、様々な情報を発信していきます。